夜が明けたら1番早い列車に乗るから

 前のブログからしばらく更新できなかったのは、修士論文関係で忙しくしてたから。無事と言っていいのか分からないけど、修論執筆と口頭試験を終えた。まあ大した出来でもないし、教授たちにはボコボコにやられるしで辛かった。というより、大学院での修士2年間がひたすらキツかった。先生が要求するレベルに付いて行けず、周りの学生もかしこだし。専攻分野は特に将来の生活につながるわけでもないし、途中何度もこれ(大学院での生活)に意味はあるのか?と疑っていた。そういう意味で、最後まで神戸の街を好きになることはなかった。

 それでも、自分の実力不足を嫌というほど認識できたし、好きな先生にも出会えた。1つ下の学年の子や留年した子と仲良くさせてもうこともできた。大阪湾一帯と遠くにある梅田の街を眺める景色にも出会えた。修論を通じて、論文を読むことや書くことを曲がりなりにも学んだつもり。これらは今の僕を支えてくれる要素。大学院に進まなかったら、つまんない労働生活に明け暮れていたと思う。だから、ひたすら辛かった分、得たものも大きかったのかもしれない。

 今週に神戸を去り、学部生のときに過ごした京都で働く予定。前までは一刻も早く去りたかった神戸だけど、去り際になって色々思い出し少し後退りしそう。まあ残る気持ちは全くないけれども。ああ、切符を買っておかなくちゃ。夜が明けたら、1番早い列車に乗るから。思いを馳せながら、新しい街に向かう列車にね。

よく晴れた「文化の日」の午後

 11月なのに、気温が25℃もある。今日は文化の日にかかわらず、アルバイトに行って労働というクソみたいなものをしなくてはならない。まあ、バイト先でお客さんがいないときはTwitterをしているので、それに救われているところはある。

 今月末は、修士論文の最終報告をしなくてはいけないので、余裕を削がれていく日々が続いている。ゆっくり本や映画を摂取したいけど、頑張るしかない。先日友人から誕生日プレゼントとして貰った『コンビニ人間』あたりを読みたいな。

 普段、社会科学系の学問で修論を書いているから、客観的に物事を書いていくことは慣れているんだけれども、いざ自分のことを書こうとすると何を書けばいいか分からないのが本音である。こんな感じだけれども、好きなことを書いていこうと思う。ただし、自分の書きたくないことを書いて、このアカウント?と現実の自己を分けて生きたくはない。

 

それでは、また。